サポートされている Linux® および UNIX® オペレーティング・システムでは、db2ls コマンドを実行すると、システムにインストールされている DB2® データベース製品とフィーチャー (DB2 バージョン 9.7 HTML 文書を含む) がリスト表示されます。
始める前に
db2ls コマンドへのシンボリック・リンクを /usr/local/bin ディレクトリー内で使用できるようにするために、少なくとも 1 つの DB2 バージョン 9 (またはそれ以降) データベース製品が root ユーザーによって既にインストールされている必要があります。
このタスクについて
DB2 データベース製品では複数のコピーをシステムにインストールしたり、DB2 データベース製品およびフィーチャーのインストール先パスを自由に選択したりできるためには、何がどこにインストールされているかを把握しておくためのツールが必要となります。サポートされている Linux および UNIX オペレーティング・システムでは、db2ls コマンドを実行すると、システムにインストールされている DB2 製品とフィーチャー (DB2 HTML 文書を含む) がリスト表示されます。
db2ls コマンドは、インストール・メディアとシステム上の DB2 インストール・コピーの両方にあります。db2ls コマンドはどちらのロケーションからも実行できます。db2ls コマンドは、IBM® Data Server Driver Package を除くすべての製品のインストール・メディアから実行できます。
db2ls コマンドを使用して、以下の内容をリストに表示できます。
制約事項
db2ls コマンドがリスト表示する出力は、使用する ID によって異なります。
DB2 データベース製品を照会する方法は、db2ls コマンドしかありません。Linux または UNIX オペレーティング・システム固有のユーティリティー (pkginfo、rpm、SMIT、または swlist など) を使用して DB2 データベース製品を照会することはできません。 DB2 インストール環境との照会およびインターフェースに使用する既存のスクリプトで、固有のインストール・ユーティリティーを含むものは、変更する必要があります。
Windows®オペレーティング・システムで db2ls コマンドを使用することはできません。
手順
db2lsコマンドを実行すると、システムにインストールされている DB2 データベース製品ごとに次の情報がリスト表示されます。
db2ls -q -p -b baseInstallDirectory
各要素の意味は以下のとおりです。
結果
指定するパラメーターに応じて、コマンドは以下の情報をリストします。