このタスクは、db2nodes.cfg ファイルを更新して、 関与するコンピューターのための項目を組み込むためのステップを提供します。
ノード構成ファイル (db2nodes.cfg) は、 インスタンス所有者のホーム・ディレクトリーにありますが、これには、 どのサーバーがパーティション・データベース環境下のインスタンスに参加するかを DB2® に知らせる構成情報が入っています。パーティション・データベース環境にあるそれぞれのインスタンスごとに、 db2nodes.cfg ファイルがあります。
db2nodes.cfg ファイルには、 インスタンスに参加するそれぞれのサーバーごとに 1 つの項目がなければなりません。 インスタンスを作成すると、db2nodes.cfg ファイルが自動的に作成され、 インスタンス所有のサーバーの項目が追加されます。
例えば、 DB2 セットアップ・ウィザードを使用して DB2 インスタンスを作成した場合は、 インスタンス所有サーバー ServerA 上で、 db2nodes.cfg ファイルが以下のように更新されます。
0 ServerA 0
以下に示すステップを実行して、db2nodes.cfg ファイルを更新します。
INSTHOME/sqllib/adm/db2stop
INSTHOME は、
インスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです (db2nodes.cfg ファイルは、
インスタンスの実行中はロックされ、インスタンスの停止時にしか編集できません)。
例えば、 ご使用のインスタンス・ホーム・ディレクトリーが /db2home/db2inst1 である場合には、 以下のコマンドを入力します。
/db2home/db2inst1/sqllib/adm/db2stop
<hostname> <db2instance><hostname> はデータベース・サーバーの TCP/IP ホスト名で、<db2instance> はデータベース・サーバーへのアクセスに使用するインスタンスの名前です。
0 ServerA 0
この項目には、データベース・パーティション・サーバー番号 (ノード番号)、データベース・パーティション・サーバーが常駐するサーバーの TCP/IP ホスト名、およびデータベース・パーティション・サーバーの論理ポート番号が含まれます。
例えば、4 つのコンピューターを備えていて、それぞれのコンピューター上にデータベース・パーティション・サーバーが 1 つずつあるパーティション構成をインストールする場合には、db2nodes.cfg が更新されて、以下のように表示されるはずです。
0 ServerA 0 1 ServerB 0 2 ServerC 0 3 ServerD 0
/db2home/db2inst1/sqllib/adm/db2start
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