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DB2 インストーラーを使用した IBM Tivoli Monitoring for Databases: DB2 Agent のインストール
DB2® 製品と共にインストールされる Monitoring Agent for DB2 は Optim Database Administrator のユーザー向けであり、Optim Database Administrator Health and Availability モニター・フィーチャーにモニター情報を提供する目的でのみ、限定的に使用されます。IBM® Tivoli® Monitoring for Databases: DB2 Agent のインストールは、Windows® オペレーティング・システムでサポートされています。また、root インストールは、Linux® および UNIX® オペレーティング・システム上でサポートされています。
始める前に
DB2 セットアップ・ウィザードまたは応答ファイルを使用して DB2 製品をインストールするとき、Monitoring Agent for DB2 はデフォルトでインストールされます。応答ファイルを使用して DB2 製品をインストールする場合には、INSTALL_ITMA キーワードの値を変更することにより、Monitoring Agent for DB2 をインストールしないように選択できます。詳しくは、『応答ファイルのキーワード』を参照してください。
Windows オペレーティング・システムの場合:
- Monitoring Agent for DB2 のインストールは、Windows Vista および Windows 2008 を除く、DB2 製品によってサポートされているすべてのプラットフォームでサポートされています。このサポートには、システム特権を持つ非管理者アカウントでの Monitoring Agent for DB2 のインストールが含まれます。
- インストールする DB2 コピーがデフォルト・コピーである場合、すべての DB2 インスタンスは Monitoring Agent for DB2 のこのコピーを使用するように構成されます。この DB2 コピーがデフォルト・コピーでない場合、インストール中に作成される Monitoring Agent for DB2 インスタンスは、デフォルトの DB2 コピーを使用するように構成されます。
- DB2 製品のインストール中に、以前の IBM Tivoli Monitoring for Databases 製品がシステム上に既に存在し、既存の Monitoring Agent for DB2 が以前の DB2 製品のインストールの一部としてインストールされていない場合、DB2 インストーラーは DB2 インスタンスを Monitoring Agent for DB2 を使用するようには構成しません。この場合、既存の Monitoring Agent for DB2 も、DB2 製品インストールの一部としてインストールされた Monitoring Agent for DB2 も使用されません。さらに、この DB2 製品のインストール中に作成された Monitoring Agent for DB2 インスタンスは、デフォルトの DB2 コピーを使用するようには構成されません。
- 複数の DB2 コピーが同一コンピューター上にある場合、いくつかの DB2 コピーには Monitoring Agent for DB2 がインストールされていて、いくつかの DB2 コピーにはインストールされていない可能性があります。1 つの DB2 コピーしかデフォルトにはできません。DB2 デフォルト・コピーを切り替えるとき、以下を考慮する必要があります。
- 現行の DB2 デフォルト・コピーには Monitoring Agent for DB2 がインストールされていて、Monitoring Agent for DB2 がインストールされていない DB2 コピーに切り替える場合、すべての Monitoring Agent for DB2 インスタンスは未構成になります。
- 現行の DB2 デフォルト・コピーには Monitoring Agent for DB2 がインストールされておらず、Monitoring Agent for DB2 のある DB2 コピーに切り替える場合、システム上のすべての DB2 インスタンスに対して、Monitoring Agent for DB2 インスタンスを作成および構成する必要があります。
Linux および UNIX オペレーティング・システムの場合:
- Monitoring Agent for DB2 のインストールは、次の DB2 製品をサポートしているすべての Linux および UNIX プラットフォームでの root インストールにのみ有効です。DB2 Enterprise Server Edition、DB2 Workgroup Server Edition、DB2 Personal Edition、DB2 Express Edition、DB2® Connect™ Enterprise Edition。
- Monitoring Agent for DB2 はイメージ・メディアの事前定義された場所にあります。
- Monitoring Agent for DB2 の複数のコピーを同一システム上に置くことは許可されていますが、各 Monitoring Agent for DB2 は異なる DB2 コピーに構成される必要があります。Monitoring Agent for DB2 が現行の DB2 コピーとともに既にインストールされている場合、DB2 インストーラーは Monitoring Agent for DB2 をインストールしません。
手順
- DB2 セットアップ・ウィザードを使用して Monitoring Agent for DB2 をインストールするには、DB2 セットアップ・ウィザードを実行し、ウィザードの指示に従います。Monitoring Agent for DB2 はデフォルトでインストールされます。
- 応答ファイルを使用して Monitoring Agent for DB2 をインストールするには、応答ファイルのキーワード INSTALL_ITMA が「YES」に設定されていることを確認します。応答ファイルによるインストール操作では、DB2 インストーラーのデフォルトの動作は、Monitoring Agent for DB2 のインストールです。INSTALL_ITMA が「YES」の場合、または INSTALL_TSAMP がコメント化されているか、応答ファイルにない場合、DB2 インストーラーは Monitoring Agent for DB2 をインストールします。応答ファイルによるインストールで、DB2 インストーラーが ITMA をインストールしないようにするには、INSTALL_ITMA を「NO」に設定します。
インストールが完了したならば、ログ・ファイルにあるメッセージをチェックします。
- Windows オペレーティング・システムでは、インストール・ログ・ファイルは、デフォルトでは My Documents¥DB2LOG¥ ディレクトリー内にあります。ログ・ファイルは DB2-ProductAbrrev-DateTime.log という形式になります (例えば DB2-ESE-Tue Apr 04 17_04_45 2009.log)。
- Linux と UNIX オペレーティング・システムでは、デフォルトで /tmp ディレクトリー内に以下のインストール・ログ・ファイルが置かれます。
- db2setup.log
- db2setup.err
- itm_install.log は DB2 インストール・パスにあります。例えば、DB2DIR/itma/logs/itm_install.log となります。ここで DB2DIR は DB2 コピーがインストールされている場所を表します。
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