このトピックでは、DB2® 製品のパーティション・インストールのための Windows® 環境を準備するために必要なステップを説明します。
それぞれの関与するコンピューターには、同じオペレーティング・システムが必要です。
以下のようにして、インストールのために Windows 環境を準備します。
システム日付と時刻は、 「コントロール パネル」からアクセスできる「日付と時刻」ダイアログを使用して変更することができます。 max_time_diff 構成パラメーターを使えば、この制限を変更することが可能です。このデフォルトは max_time_diff = 60 になっており、 この場合に許容される差は 60 分未満です。
ping hostname
hostname は、基本コンピューターのホスト名を表します。テストが成功した場合は、以下のような出力を受け取ります。
Pinging ServerA.ibm.com [9.21.27.230] with 32 bytes of data: Reply from 9.21.27.230: bytes=32 time<10ms TTL=128 Reply from 9.21.27.230: bytes=32 time<10ms TTL=128 Reply from 9.21.27.230: bytes=32 time<10ms TTL=128すべての関与するコンピューターが TCP/IP を介して相互に通信できることを確認できるまで、以上のステップを繰り返します。それぞれのコンピューターに静的 IP アドレスがなければなりません。
複数のネットワーク・アダプターを使用する予定であれば、 データベース・パーティション・サーバーの相互通信に使用するアダプターを指定することができます。インストール完了後に、db2nchg コマンドを使用して、 db2nodes.cfg ファイルの netname フィールドを指定します。
新しいノードをパーティション環境に追加する場合、DB2 コピー名はすべてのコンピューターの間で同じでなければなりません。
DB2 セットアップ・ウィザードに新規ドメイン・ユーザーを作成させたい場合には、インストールを実行するために使用するアカウントが、ドメイン・ユーザーを作成する権限を持っている必要があります。インスタンス・ユーザー・ドメイン・アカウントは、 すべての関与するコンピューター上でローカル管理者 グループに属している必要があり、 以下のユーザー権限を付与されることになります。
拡張セキュリティーを選択した場合は、アカウントは DB2ADMNS グループのメンバーでもなければなりません。DB2ADMNS グループには既にこれらの特権があるので、特権は既にアカウントに明示的に追加されています。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 ]