バージョン 9.5 より前では、ルート特権がある場合に限り、製品のインストール、フィックスパックの適用とロールバック、インスタンスの構成、フィーチャーの追加、製品のアンインストールを行えました。現在では、非ルート・ユーザーの場合、Linux® および UNIX® プラットフォーム上でこれらのタスクを実行できます。
DB2® インストーラーは、非ルート・インストール中に非ルート・インスタンスを自動的に作成して構成します。非ルート・ユーザーとして、インストール中に非ルート・インスタンスの構成をカスタマイズできます。またルート特権がなくても、インストール済みの DB2 製品を使用したり保守したりできます。
DB2 製品の非ルート・インストールには 1 つの DB2 インスタンスがあり、ほとんどのフィーチャーがデフォルトで使用可能になっています。
非ルート・インストールは、以下のような多数のグループにとって魅力的になる可能性があります。
非ルート・インストールには、ルート・インストールの大半の機能がありますが、多少の相違点と制限があります。ルート・ユーザーが db2rfe コマンドを実行すると、制限の一部を除くことができます。
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