このタスクでは、Linux® または UNIX® での IBM® データ・サーバー・クライアントのインストール方法について説明します。この指示は IBM Data Server Client および IBM Data Server Runtime Client に適用されます。メインの手順では、DB2® 製品がまだインストールされていない、単純で一般的な事例を扱っています。前提条件の要約を以下に示します。詳しくは、このセクションの最後にある関連リンクを参照してください。
前のバージョンのクライアントがマシンにすでにインストールされている場合、アップグレードについて扱っているトピックを最初に検討する必要があります。
DB2 サーバー製品がマシンにすでにインストールされている場合、クライアントをインストールする必要はありません。なぜなら、DB2 サーバーは IBM Data Server Client にあるすべての機能を備えているからです。
Linux または UNIX 上に IBM データ・サーバー・クライアントをインストールするには、以下のようにします。
インストールが完了すると、 IBM データ・サーバー・クライアントはデフォルトで以下のディレクトリーにインストールされます。
このインストールには製品資料は含まれません。
DB2 インフォメーション・センター をインストールまたは利用するためのオプションについては、関連リンクを参照してください。
IBM データ・サーバー・クライアントをインストールした後は、次のステップとして、リモート DB2 サーバーにアクセスするようにクライアントを構成します。
各国語インストールに関する注意事項
手動で DB2 セットアップ・ウィザードを呼び出して、言語コードを指定することにより、デフォルトのシステム言語以外の言語で DB2 セットアップ・ウィザードを実行することもできます。例えば、./db2setup -i fr コマンドは、DB2 セットアップ・ウィザードをフランス語で実行します。しかし、DB2 セットアップ・ウィザードのフィールドは、英語以外の文字を受け入れません。
DB2 バージョン 9.5 クライアントがすでに存在するマシンへのインストールに関する注意事項
最初のコピーのデフォルトのディレクトリー名は、V9.7 です。コピーがすでにインストール済みの場合、2 番目のインストールのデフォルトのディレクトリー名は V9.7_01 となります。一般に、デフォルトのディレクトリー名は V9.7_nn となります。nn は、インストールされるコピーの数から 1 を引いたものです。
DB2 バージョン 9.5 より前のクライアントがすでに存在するマシンへのインストールに関する注意事項
DB2® Universal Database™ (UDB) バージョン 8 または DB2 バージョン 9 クライアントがすでに存在するシステム上に Data Server Clientまたは Data Server Runtime Client をインストールする場合、以前のコピーは保持され、DB2 バージョン 9.5 (以降) のコピーが追加でインストールされます。クライアント・インスタンスを DB2 バージョン 9.5 (以降) にアップグレードすることについて詳しくは、アップグレードのトピックを参照してください。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 ]