DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows

IBM データ・サーバー・クライアントおよびドライバーの概要

このトピックでは、クライアントとドライバーに関して利用できる情報の概要を示し、詳細へのリンクを提供します。このトピックは、以下のタスクを実行するために役立ちます。

  1. 自分のシステムとリモート・データベースとの間の接続を可能にする、適切な IBM® データ・サーバー・クライアントまたはドライバーを選択する。
  2. クライアントまたはドライバーをインストールするための最適な方法を選択する。
  3. ステップを完了し、クライアントまたはドライバーをセットアップするのに必要な考慮事項に対処する。

接続オプション

システムをリモート・データベースに接続するためのオプションの中には、さまざまな IBM データ・サーバー・クライアント やドライバーがあります。使用できるオプションは、リモート・データベースに接続するシステムが次のいずれであるかによります。

ミッドレンジまたはメインフレーム・データベースにも接続する必要がある場合には、考慮すべき追加のオプションがあります。

IBM データ・サーバー・クライアントおよびドライバーのタイプ

以下に IBM データ・サーバー・クライアントおよびドライバーをリストします。

さらに、別個の製品である DB2® Connect™ Personal Edition には、 IBM Data Server Client のすべての機能に加えて、ミッドレンジおよびメインフレーム・データベースに接続する機能が含まれています。 DB2 Connect の機能は、どのクライアントまたはドライバーにも追加可能です。

インストール方法

クライアントまたはドライバーをインストールする一般的な方法は、製品 DVD に収録されているインストール・プログラムを実行することです。

IBM Data Server Driver for ODBC and CLI または IBM Data Server Driver Package (Linux® および UNIX® の場合) 用のインストール・プログラムはありません。ドライバーを手動でインストールする必要があります。

他のインストール方法も使用できます。一部の方法は、大量のクライアントのデプロイメントを自動化するように設計されています。他の方法では、さまざまな Windows® オペレーティング・システムの機能を使用します。例えば、Windows オペレーティング・システムの場合、マージ・モジュールを使用して Data Server Runtime Client または IBM Data Server Driver Package の機能をアプリケーションに組み込むことができます。

クライアントまたはドライバーのセットアップ

どのクライアントを使用するかを決定した後に、以下のステップを実行して、クライアントをセットアップします。

  1. システムの前提条件を満たしていることを確認する。
  2. インストールを実行する。
  3. データベースをカタログし、リモート・サーバーへの接続を構成する。

バージョン 8 クライアントまたは DB2® バージョン 9 クライアントが既に存在しているシステムの場合、既存のクライアントをバージョン 9.7 Data Server Client にアップグレードするか、それともバージョン 9.7 より前のクライアントを残しておいて、バージョン 9.7 Data Server Client を追加のクライアントとしてインストールするかどうかを決める必要があります。追加のクライアントのインストールは上級者が行うことを強くお勧めします。

注:
既存のクライアントをアップグレードおよび置換するオプションは、Data Server Client だけに適用されます。

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