DB2 サーバー製品をインストールした後に > インストールの検証 >
ファースト・ステップを使用した DB2 サーバーのインストールの検査 (Windows および Linux)
SAMPLE データベースからのデータにアクセスして、
DB2® サーバーのインストールが正常に完了したかどうかを検査できます。
このタスクを実行するために、コントロール・センターおよびファースト・ステップのコンポーネントをインストールしておく必要があります。
ファースト・ステップは、DB2 セットアップ・ウィザードのフィーチャー選択ウィンドウで入門コンポーネントとしてリストされています。これは、標準インストールでは、そのパーツとしてインストールされますし、
カスタム・インストールでは、その実行時に選択することができます。
コントロール・センター・コンポーネントは、Linux® (x86 と AMD64/EM64T のみ) および Windows® (x86 および AMD64/EM64T のみ) で使用できます。
- Linux では、インスタンス所有者としてシステムにログオンします。
- 以下のようにしてファースト・ステップを開始します。
- Windows オペレーティング・システムでは、「スタート」をクリックして、「プログラム」->「IBM DB2」-> [DB2 コピー名] ->「セットアップ・ツール」>「ファースト・ステップ」の順に選択します。
- Linux および Windows オペレーティング・システムでは、db2fs コマンドを入力することによってファースト・ステップを開始することもできます。
- 作成するデータベース・オブジェクトのタイプおよびデータベースの場所を選択するオプションがあります。Windows 上で SAMPLE データベースを作成するドライブ、および Linux 上で SAMPLE データベースを作成するディレクトリーを選択できます。
- このコマンドの処理には、数分間かかることがあります。SAMPLE データベースの作成が完了したら、完了メッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
- コントロール・センターを開始します。Windows では、「スタート」をクリックして、「プログラム」->「IBM DB2」-> [DB2 コピー名] ->「汎用管理ツール」->「コントロール・センター」を選択します。
Linux システムでは、db2cc コマンドを入力します。
- コントロール・センター画面の左側のペインで、オブジェクト・ツリーを展開し、
SAMPLE データベースおよび SAMPLE データベース・オブジェクトが見えるようにします。「表」オブジェクトを選択し、コントロール・センター画面の右側のペインに、
SAMPLE データベース表が表示されるようにします。
staff という表名を右クリックして「照会 (Query)」を選択します。コマンド・エディター・ウィンドウの実行ボタンをクリックすると、照会が実行されて結果セットが表示されます。
インストールを検査し終わったら、
SAMPLE データベースを除去してディスク・スペースを解放することができます。ただし、サンプル・アプリケーションを使用する予定の場合は、SAMPLE データベースを維持しておきます。
SAMPLE データベースをドロップするには、
db2 drop database sample コマンドを入力します。
また、ファースト・ステップを使用して製品の更新情報のチェックをすることにより、
DB2 製品用に使用可能な製品の更新および機能拡張を確実に把握できます。
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