DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows
DB2 サーバー製品をインストールした後に > インストールの検証 >

コマンド行プロセッサー (CLP) を使用したインストールの検査

SAMPLE データベースを作成してから SQL コマンドを実行してサンプル・データを取り出すことで、インストール内容を検査することができます。

前提条件

インストール内容を検査するには、以下のステップを実行します。

  1. SYSADM 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンします。
  2. db2start コマンドを入力して、データベース・マネージャーを開始します。
  3. db2sampl コマンドを入力して、 SAMPLE データベースを作成します。

    このコマンドの処理には、数分間かかることがあります。完了メッセージはありません。コマンド・プロンプトが戻ると、プロセスは完了です。

    SAMPLE データベースが作成されると、 自動的にデータベース別名 SAMPLE としてカタログされます。

  4. SAMPLE データベースに接続し、部門 20 で働いているすべての従業員のリストを検索してから、データベース接続をリセットします。以下のコマンドをコマンド行プロセッサー (CLP) で入力します。
       connect to sample
       "select * from staff where dept = 20"
       connect reset
    出力は以下のようなものになるはずです。
    ID   NAME      DEPT   JOB   YEARS  SALARY    COMM
    ---- --------- ------ ----- ------ --------  ---------
      10 Sanders       20 Mgr        7  98357.50        -
      20 Pernal        20 Sales      8  78171.25   612.45
      80 James         20 Clerk      -  43504.60   128.20
     190 Sneider       20 Clerk      8  34252.75   126.50
    
      4 record(s) selected.

インストールを検査し終わったら、 SAMPLE データベースを除去してディスク・スペースを解放することができます。 SAMPLE データベースをドロップするには、 db2 drop database sample コマンドを入力します。

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