このタスクでは、パーティション・データベース・システムに参加するそれぞれのコンピューター上で更新する必要のある、 環境設定を記述しています。
以下のようにして、AIX® 環境設定を更新します。
chdev -l sys0 -a maxuproc='4096'
thewall = 65536 sb_max = 1310720 rfc1323 = 1 tcp_sendspace = 221184 tcp_recvspace = 221184 udp_sendspace = 65536 udp_recvspace = 65536 ipqmaxlen = 250 somaxconn = 1024ネットワーク関連のパラメーターの現行設定値をすべてリスト表示するには、 以下のコマンドを入力します。
no -a | moreパラメーターを設定するには、以下のようなコマンドを入力します。
no -o parameter_name=value各要素の意味は以下のとおりです。
例えば、 tcp_sendspace パラメーターを 221184 に設定するには、 以下のようなコマンドを入力します。
no -o tcp_sendspace=221184
spoolsize 16777216 rpoolsize 16777216これらのパラメーターの現行設定値をリスト表示するには、以下のコマンドを入力します。
lsattr -l css0 -Eこれらのパラメーターを設定するには、以下のコマンドを入力します。
/usr/lpp/ssp/css/chgcss -l css0 -a spoolsize=16777216 /usr/lpp/ssp/css/chgcss -l css0 -a rpoolsize=16777216システムを調整するために /tftpboot/tuning.cst ファイルを使用しない場合、インストール後にサンプル・スクリプト・ファイル DB2DIR/misc/rc.local.sample を使って、ネットワーク関連パラメーターを更新することができます (DB2DIR は DB2® 製品のインストール先パス)。 インストール後にサンプル・スクリプト・ファイルを使ってネットワーク関連パラメーターを更新するには、 以下のステップで行います。
cp /usr/opt/db2_09_01/misc/rc.local.sample /etc/rc.local chown root:sys /etc/rc.local chmod 744 /etc/rc.local
mkitab "rclocal:2:wait:/etc/rc.local > /dev/console 2>&1"
lsitab rcnfs
/etc/rc.local
lsps -aこのコマンドは、以下のような出力を戻します。
Page Space Physical Volume Volume Group Size %Used Active Auto Type paging00 hdisk1 rootvg 60MB 19 yes yes lv hd6 hdisk0 rootvg 60MB 21 yes yes lv hd6 hdisk2 rootvg 64MB 21 yes yes lv使用できるページ・スペースを、コンピューターにインストールされている物理メモリーの 2 倍の容量にしてください。
# of biod on a computer (1 台のコンピューター上の biod 数) × # of computers in the instance (インスタンス内のコンピューター数)
コンピューターごとに 10 個の biod プロセスを実行することが理想的です。 4 つのコンピューター・システムに 10 個の biod プロセスがある場合、この公式に従えば 40 個の NFSD を使用することになります。
大型システムをインストールする場合は、コンピューターには最高 120 までの NFSD をもつことができます。
NFS の追加情報については、NFS の資料を参照してください。