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ESE ワークステーションにコマンドを配布する一括作業のセットアップ (AIX)

AIX® のパーティション・データベース環境では、パーティション・データベース・システムに参加するワークステーションのセットにコマンドを配布するための、一括作業をセットアップすることができます。 dsh コマンドによって、ワークステーションにコマンドを配布することができます。

これは、AIX でパーティション・データベース・システムをインストールまたは管理する場合に役立つことがあります。その環境にあるすべてのコンピューター上で同じコマンドを、少ないエラーで素早く実行することができるからです。

一括作業に組み込むそれぞれのコンピューターのホスト名を知っている必要があります。

root 権限を持つユーザーとして制御ワークステーションにログオン状態である必要があります。

パーティション・データベース・システムに参加する、すべてのワークステーションのホスト名をリストしたファイルを用意します。以下のようにして、 ワークステーションのこのリストにコマンドを配布する一括作業をセットアップします。

  1. 一括作業に組み込むすべてのワークステーションの ホスト名 をリストする、 eeelist.txt というファイルを作成します。

    例えば、 workstation1 および workstation2 という 2 つのワークステーションを指定して、 一括作業を作成しようとしているとします。 eeelist.txt の内容は以下のようになります。

       workstation1
       workstation2
  2. 一括作業環境変数を更新します。以下のコマンドを入力して、このリストを更新します。
       export WCOLL=path/eeelist.txt
    ここで patheeelist.txt が作成されたロケーションになります。eeelist.txt は、一括作業に組み込まれたワークステーションをリストするために作成したファイルの名前です。
  3. 以下のようなコマンドを入力して、一括作業ファイル内の名前が本当に、 組み込みたいワークステーションであることを確認します。
       dsh -q
    以下のような出力が表示されます。
       Working collective file /eeelist.txt:
       workstation1
       workstation2
       Fanout: 64

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