DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows
DB2 サーバー製品をインストールした後に > インストールの検証 >

インストール済み DB2 データベース製品のディレクトリー構造 (Windows)

DB2® データベース製品をインストールするとき、DB2 データベース製品のインストール・パスを指定するか、またはデフォルト・パスを使用できます。インストール後、DB2 オブジェクトがそれらのディレクトリーに作成されます。

以下のステップに従って、Windows® にインストールした DB2 製品を検証します。

  1. コマンド・プロンプトから、 regedit コマンドを入力します。「レジストリ エディタ」ウィンドウがオープンします。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE > Software > IBM > DB2 の順に展開します。

インストールされている DB2 製品が表示されます。

以下の表にデフォルトのインストール後の各 DB2 オブジェクトのロケーションを示します。

表 29. DB2 オブジェクトとそのロケーション
DB2 オブジェクト ロケーション
DAS 情報
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1
データベース構成ファイル SQLDBCON C:¥DB2¥NODE0000¥SQL00001
データベース・ディレクトリー

以下のものに必要なファイルが含まれます。

  • バッファー・プール情報
  • 履歴情報
  • ログ制御ファイル
  • ストレージ・パス情報
  • 表スペース情報
C:¥DB2¥NODE0000¥SQL00001
データベース・マネージャー構成ファイル db2systm
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
DB2 コマンド C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB¥BIN
DB2 エラー・メッセージ・ファイル db2diag ログ・ファイル
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
DB2 インストール・パス C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB
イベント・モニター・データ用のディレクトリー C:¥DB2¥NODE0000¥SQL00001¥DB2EVENT
トランザクション・ログ・ファイル用のディレクトリー C:¥DB2¥NODE0000¥SQL00001¥SQLOGDIR
インストールのログ・ファイル
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥Administrator¥My Documents¥DB2LOG
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥Users¥USER_NAME¥Documents¥DB2LOG
インスタンス
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
インスタンス情報
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
ノード・ディレクトリー
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2¥SQLNODIR
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2¥SQLNODIR
DB2 というインスタンスのローカル・データベース・ディレクトリー C:¥DB2¥NODE0000¥SQLDBDIR
パーティション・データベースの環境ファイル db2nodes.cfg
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2
システム・データベース・ディレクトリー
  • Windows XP および Windows 2003 オペレーティング・システムの場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2¥SQLDBDIR
  • Windows Vista およびそれ以降のオペレーティング・システムの場合: C:¥ProgramData¥IBM¥DB2¥DB2COPY1¥DB2¥SQLDBDIR

以下の図は、デフォルト・オプションを使用した Windows XP または Windows 2003 オペレーティング・システム上でのインストール後の DB2 ディレクトリー構造の例を示しています。これらの図では、DB2 および MYINST という 2 つのインスタンスがあります。ローカル・ディスク C: の下に DB2 および MYINST ディレクトリーが現れるのは、該当するインスタンスの下にデータベースが作成されている場合だけです。

ディレクトリー構造 - インスタンス情報

ディレクトリー情報

  1. DB2 という名前のインスタンスについて、C: ドライブの下に作成されるデータベースが含まれます。
  2. DAS についての情報が含まれます。
  3. DB2 という名前のインスタンスについてのインスタンス情報が含まれます。
  4. MYINST という名前のインスタンスについてのインスタンス情報が含まれます。
  5. MYINST という名前のインスタンスについて、C: ドライブの下に作成されるデータベースが含まれます。

ディレクトリー構造 - ディレクトリー情報

インスタンス情報
インスタンス情報
  1. システム・データベース・ディレクトリー
  2. ノード・ディレクトリー
  3. db2diag ログ・ファイルは DB2 エラー・メッセージを記録します。
  4. db2nodes.cfg ファイルは、パーティション・データベース環境で使用されます。
  5. データベース・マネージャー構成ファイル

ディレクトリー構造 - ローカル・ディレクトリー情報

ローカル・ディレクトリー情報

  1. インスタンス DB2 のローカル・データベース・ディレクトリー
  2. インスタンス MYINST のローカル・データベース・ディレクトリー
  3. データベース構成ファイル

ディレクトリー構造 - インストール・ログ・ファイルのロケーション

DB2 ログ・ファイルのロケーション

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